ドストエフスキイの生活 (新潮文庫) mobiダウンロード

ドストエフスキイの生活 (新潮文庫)

によって 小林 秀雄


4.4 5つ星のうち(6人の読者)

ドストエフスキイの生活 (新潮文庫) mobiダウンロード - 内容紹介 ペトラシェフスキイ事件連座、シベリヤ流謫、恋愛、結婚、賭博――不世出の文豪の魂に迫り、漂泊の人生を的確に捉えた不滅の労作。

ドストエフスキイの生活 (新潮文庫)の詳細

本のタイトル : ドストエフスキイの生活 (新潮文庫)
作者 : 小林 秀雄
ISBN-10 : 4101007039
発売日 : 1964/12/22
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 18.98 (現在のサーバー速度は19.86 Mbpsです
以下は、ドストエフスキイの生活 (新潮文庫)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
ドストエフスキイの小説は好きですし、小林秀雄は「人間の建設」がとても面白かったので、その小林秀雄が、難解なイメージのあるドストエフスキイと彼の小説を批評したら、どうなるのか、興味があったので、読んでみました。「ドストエフスキイの生活」だけでなく、「カラマーゾフの兄弟」、「「罪と罰」について1」、「「罪と罰」についてⅡ」、「ドストエフスキイ七十五年祭に於ける講演」を収録したためかもしれませんが、とてもボリューミーで、やや冗長でした。特に、「罪と罰」は20年くらい前に、1度読んだだけだったので、内容の詳細を覚えておらず、「「罪と罰」について」はやや読むのが苦痛でしたね。「ドストエフスキイの生活」は流石なのかもしれませんが、1930年代後半に書かれたもので、どうしても古さはあると思います。「古さをあまり感じさせない。」とは思いますが、やはり80年も前に書かれた評論なわけで。面白いには、面白いですよ。ただ、期待が大き過ぎたかもしれないです。特に印象に残ったのは、解説にある、「ドストエフスキイの生活」が当初、菊判函入りの美本で出版されたという話と、当時、御本人が「俺のドストエフスキイ論なんて、世界の一流知識人の書いた評論と同じレベルにまで行かそうと思っているよ。」と抱負を語られた、という話ですね。やはり、どの分野でも、一流と言われる名人は、こうした気概を持っていてくれないと、と思いました。

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