帰蝶(きちょう) (PHP文芸文庫)
によって 諸田 玲子
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帰蝶(きちょう) (PHP文芸文庫) pdf無料ダウンロード - 内容紹介 「上さまは、いつから、悪鬼に魂を売りわたされたのか――」夫・信長が、神をも畏れぬ所業に手を染めていく。歯止めをかけるべく、出身である美濃の家臣たちの期待を一身に背負った正室・帰蝶(濃姫)は、残虐さをあらわにしていく夫に怯えながらも織田家の奥を束ね、したたかに、たくましく生きていく。そんな帰蝶が心を許せるのは、美濃衆と、心の友とも言えるあの男だった……。そして起きた本能寺の変――。信長に叛旗を翻したのは、帰蝶の従兄・明智光秀。光秀に最後の決断を促したのは、一体誰なのか。織田家の要となった帰蝶の運命はいかに。大胆な発想を交え、女の目線から信長の天下布武と本能寺の変を描き切った衝撃作。解説は、作家で、同じく帰蝶を題材に小説を執筆している宮本昌孝氏。 内容(「BOOK」データベースより) “美濃のマムシ”斎藤道三の娘で織田信長に嫁いだ帰蝶。残虐さをあらわにしていく夫と、従兄の明智光秀の間で苦悩しつつ、織田家の奥を取り仕切る帰蝶を支えたのは…。時代の波に翻弄されつつも、戦国の世をたくましく生きる帰蝶の生涯を描く力作長編。 著者について 作家 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 諸田/玲子 1954年、静岡県生まれ。上智大学文学部英文科卒業。外資系企業勤務を経て、向田邦子らのテレビドラマのノベライズや翻訳を手がけた後、作家活動に入る。96年、『眩惑』でデビュー。2003年、『其の一日』で第24回吉川英治文学新人賞、07年、『奸婦にあらず』で第26回新田次郎文学賞、12年、『四十八人目の忠臣』で第1回歴史時代作家クラブ賞作品賞、18年、『今ひとたびの、和泉式部』で第10回親鸞賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
帰蝶(きちょう) (PHP文芸文庫)の詳細
本のタイトル : 帰蝶(きちょう) (PHP文芸文庫)
作者 : 諸田 玲子
ISBN-10 : 4569768636
発売日 : 2018/11/10
カテゴリ : 本
ファイル名 : 帰蝶-きちょう-php文芸文庫.pdf
ファイルサイズ : 19.85 (現在のサーバー速度は28.52 Mbpsです
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美濃の斉藤道三の娘であったお濃は信長に嫁ぎ、奔放な信長が成した多くの子どもたちの面倒を始め、奥向きすべてを仕切った有能な女性だった。かつて女子は閨閥の種であり、同盟の絆を固くするための政略の道具でもあった。そんな道具として使われた女性の殺伐とした一生に、京都の豪商立入宗継とのロマンスが色を添える。さらに信長の娘、徳姫の道ならぬ恋を描いて、著者の女性ならではの目線が冴える。
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