突破力と無力 挑戦し続ければ世界はきっと変わる!
によって 税所篤快
4.7 5つ星のうち(7人の読者)
突破力と無力 挑戦し続ければ世界はきっと変わる!オンラインブックダウンロード - 内容紹介 迫る暗殺者の影、ロンドン極貧バナナ生活、25歳 地球の果てに大学院を創る。 東京都足立区生まれの25歳、税所篤快さんは、バングラデシュを皮切りに、世界の辺境に 日本の映像授業のノウハウを持ち込み、貧しい生徒たちに学ぶチャンスを提供しようとする 教育革命を目指して活動を続けてきました。 活動の拠点をロンドンに移し、アフリカ東部のソマリランドという国に大学院を創るという プロジェクトに乗り出しました。現地と日本側との温度差や、戦略のなさにより計画が暗礁に 乗り上げるなど、様々な困難に直面します。 そこで感じた「無力感」をいかに持ち前の「突破力」で切り抜けていくのか――。 挑戦しつづけることの意義、人間としての成長、そしてメンターの大切さを考えさせる1冊です。 内容(「BOOK」データベースより) 迫る暗殺者の影、ロンドン極貧バナナ生活、25歳。地球の果てに大学院を創る。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 税所/篤快 国際教育支援NGO「e‐Education」創業者。ロンドン大学教育研究所(IOE)修士課程在籍。1989年生まれ。東京都足立区出身。2009年、バングラデシュに渡り、同国初の映像授業「e‐Education Project」を立ち上げる。5年連続で貧困地域の高校生を国内最高峰ダッカ大学に入学させる。2014年、世界銀行本部(ワシントン)イノベーションコンペティション最優秀賞を受賞し、現在バングラデシュ教育省と連携し同国全土への拡大を目指している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
突破力と無力 挑戦し続ければ世界はきっと変わる!の詳細
本のタイトル : 突破力と無力 挑戦し続ければ世界はきっと変わる!
作者 : 税所篤快
ISBN-10 : 482227778X
発売日 : 2014/12/4
カテゴリ : 本
ファイル名 : 突破力と無力-挑戦し続ければ世界はきっと変わる.pdf
ファイルサイズ : 28.87 (現在のサーバー速度は24.14 Mbpsです
以下は 突破力と無力 挑戦し続ければ世界はきっと変わる! の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
後進国でDVD映像授業を展開し、教育革命を起こそうとしている税所篤快の物語。ソマリランドで暗殺者に命を狙われている、という導入部から彼の様子が描かれています。ただし、イーエデュケイション設立からは書かれていませんので、そこから知りたいのなら別の本がいいでしょう。彼の最大の長所にして弱点が、無謀な所。何も考えずにこれいいじゃんと思ったら行動を起こすことで、周りを巻き込んでいきます。ただ、この本でもしつこいぐらいに書かれているのがその弱点について。彼の後見人的な存在が複数人いることでギリギリ彼は生きていられると言っても過言ではありません。彼が失敗しそうになっても首の皮一枚で繋がっているのは、後見人や周りの支えがあってこそ。その辺りを考慮して、突破力について学べばいいのではないでしょうか。ただ、少し不満も。題名が合ってない。「最高の授業を世界の果てまで届けよう」といった、シンプルかつドストレートな素晴らしいキャッチコピーをつけられるのに、この本はパッとしない。ここ数年よくある〜力という、凡百な題名は彼のやってきた無謀とも言える行動力を埋もれさせてしまっていて勿体無いと思います。是非周りの人に止めてもらいたかった。ポジティブな言葉の後にネガティブなものをつければ目新しいとでも思ったのでしょうか。さて、日本ではよく「最近の若者は失敗を恐れている」「若い頃は失敗してもいいんだ」といいますね。そんなことはありません。失敗が一度表に出たら再起不能なまでに叩きのめされるというのはここ数年、数十年の世間の有り様から見ても明らかです。基本的に失敗は表出すればお終い。失敗してもいいという人たちの「失敗」とは「自分たちに迷惑をかけなければ」と枕詞がつくと言いましょうか。税所君は今なんとか計画を推し進めていますが、世の中には同じようなことをして失敗して消えていく、もしくはすでに消えていった人も数多いでしょう。挑戦し続ければ〜と副題にありますが、挑戦し続けられない、させてくれないのが今の日本です。この本から学ぶべきことは、無茶をするならそれなりの支援者を見つけてからにしましょう、というところだと思います。けれど、今身動きが取れず苦しんでいる人は、彼から少し勇気を貰えばいいのではないでしょうか。
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