源氏物語 巻六 (講談社文庫)
によって 瀬戸内 寂聴
3.6 5つ星のうち(5人の読者)
源氏物語 巻六 (講談社文庫)本無料ダウンロード - 内容紹介 四十の賀を盛大に祝った源氏に兄である朱雀院の愛娘・女三の宮が降嫁し、絢爛を誇った六条の院に思わぬ波乱が生じはじめる。愛情の揺らぎを感じた紫の上は苦悩の末に倒れ、柏木は垣間見た女三の宮に恋慕を募らせるがその密通は源氏の知るところとなり……。源氏物語千年紀みやびな現代語で読める!わかる!愛と世のはかなさを知る物語男と女が綾なす圧巻のドラマが展開する第六巻四十の賀を盛大に祝った源氏に兄である朱雀院の愛娘・女三の宮が降嫁し、絢爛を誇った六条の院に思わぬ波乱が生じはじめる。愛情の揺らぎを感じた紫の上は苦悩の末に倒れ、柏木は垣間見た女三の宮に恋慕を募らせるがその密通は源氏の知るところとなり……。 内容(「BOOK」データベースより) 四十の賀を盛大に祝った源氏に兄である朱雀院の愛娘・女三の宮が降嫁し、絢爛を誇った六条の院に思わぬ波乱が生じはじめる。愛情の揺らぎを感じた紫の上は苦悩の末に倒れ、柏木は垣間見た女三の宮に恋慕を募らせるがその密通は源氏の知るところとなり…。 商品の説明をすべて表示する
源氏物語 巻六 (講談社文庫)の詳細
本のタイトル : 源氏物語 巻六 (講談社文庫)
作者 : 瀬戸内 寂聴
ISBN-10 : 4062757613
発売日 : 2007/6/15
カテゴリ : 本
ファイル名 : 源氏物語-巻六-講談社文庫.pdf
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朱雀院の子、女三の宮が唐突に登場。朱雀院は、妻を寝取られたこともある異母弟の源氏に、なぜか自分の子の女三の宮を嫁がせる。自分は先が長くないだろうから(といっても42歳)、娘(13歳)をしかるべき人に嫁がせて安心したい・・・となって選んだ候補が39歳の源氏。若い柏木も候補として考えるが「まだ身分が低い」という理由で却下。この時代、というかこの物語の感覚だと40歳くらいでそろそろ「死」を意識し、そのための準備(出家)をするらしい。源氏は驚くが、亡き藤壺の異母妹にあたる女三の宮に興味をもち、承諾。興味が無いようで興味アリアリ。源氏は、紫の上に一応は気を使うが、紫の上はがっかり&達観モード。紫の上は出家を願うようになるが、出家されるとセックスできなくなるので源氏は絶対許可しない。貴族であっても女の身分保障は心もとない。行動の不自由さだけでなくそういった社会に馴れた精神的虜囚性が随所に垣間見える。紫の上(37)は発病するが、それでも出家を許可しない。一度は息が止まるがなんとか蘇生する。そんなドタバタのさなかに、柏木が女三の宮と通じるようになり、女三の宮は不義の子を妊娠する。源氏は、女三の宮と柏木の密通を知り、かつて桐壺帝の妻であった藤壺とやはり不義の子である冷泉帝をもうけたことを思い出す。因果応報。源氏は、柏木をいじめて、柏木は発病する(どうもみんな虚弱である)。
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