短篇コレクションI (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第3集)本ダウンロード

短篇コレクションI (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第3集)

によって コルタサル他


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短篇コレクションI (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第3集)本ダウンロード - 内容紹介 目次 短篇コレクションI 南部高速道路・・・・・・・・・・・・・・・フリオ・コルタサル 木村榮一訳 波との生活・・・・・・オクタビオ・パス【ノーベル文学賞受賞】 野谷文昭訳 白痴が先・・・・・・・・・・・・・・・バーナード・マラマッド 柴田元幸訳 タルパ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・フアン・ルルフォ 杉山晃訳 色、戒・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・張愛玲 垂水千恵訳 肉の家・・・・・・・・・・・・・・・・ユースフ・イドリース 奴田原睦明訳 小さな黒い箱・・・・・・・・・・・・・・・・P・K・ディック 浅倉久志訳 呪い卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・チアヌ・アチェベ 管啓次郎訳 朴達の裁判・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・金達寿 夜の海の旅・・・・・・・・・・・・・・・・・・ジョン・バース 志村正雄訳 ジョーカー最大の勝利・・・・・・・・・・ドナルド・バーセルミ 志村正雄訳 レシタティフ――叙唱・・・・・・・・・・・・トニ・モリスン 篠森ゆりこ訳 サン・フランシスコYMCA讃歌・・リチャード・ブローティガン 藤本和子訳 ラムレの証言・・・・・・・・・・・・ガッサーン・カナファーニー 岡真理訳 冬の犬・・・・・・・・・・・・・・・アリステア・マクラウド 中野恵津子訳 ささやかだけれど、役にたつこと・・・・レイモンド・カーヴァー 村上春樹訳 ダンシング・ガールズ・・・・・・・マーガレット・アトウッド 岸本佐知子訳 母・・・・・・・・・・・・・・・・高行健【ノーベル文学賞受賞】 飯塚容訳 猫の首を刎ねる・・・・・・・・・・・・ガーダ・アル=サンマーン 岡真理訳 面影と連れて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・目取真俊 内容(「BOOK」データベースより) 南北アメリカ、アジア、アフリカの傑作20篇。新訳・初訳も含むアンソロジー。

短篇コレクションI (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第3集)の詳細

本のタイトル : 短篇コレクションI (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第3集)
作者 : コルタサル他
ISBN-10 : 4309709699
発売日 : 2010/7/12
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 18.08 (現在のサーバー速度は18.75 Mbpsです
以下は、短篇コレクションI (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第3集)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
河出書房新社から出ている池澤夏樹個人編集にかかる文学全集の短編集を読んでみましたが、その大半が私にはつまらないものばかりなので、池澤という人はこれらの作品のどこがどのように面白くてピックアップされたのか尋ねてみたいと思ったほどでした。しかし、全部駄目なぞという乱暴を言おうとしているのではありませぬ。ノーベル賞作家、高行健の「母」は、功成り名をあげた作家が、海よりも深く、山よりも高い母親の恩義にいささかも報いることのなかったおのれの非道振りを鋭くえぐります。作家はみずからの親不孝を、血涙を流しながら物語ります。母親は遠い田舎で身罷り、息子はとうとうその死に目にも会えませんでした。しかしその冷酷で自己中な息子の態度は、私のそれの生き写しであり、他人事とは思えず読みながら亡き母を懐いて滂沱たりでした。あとの19編から採るとすれば、金達寿の「朴達の裁判」、リチャード・ブローティガンの「サン・フランシスコYMCA讃歌」とお馴染みレイモンド・カーヴァーの「ささやかだけれど、役に立つこと」くらいのものでしょうか。まことに期待はずれの情けない一巻でありました。読めども読めども滓ばかりこれがほんとの一巻の終わり茫洋

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