イノベーションの本質 epubダウンロード

イノベーションの本質

によって 野中 郁次郎


3.8 5つ星のうち(29人の読者)

イノベーションの本質 epubダウンロード - メディア掲載レビューほか イノベーションの本質 本書はタイトルから連想されるようなイノベーション(革新)に関する学術的考察が中心の書ではない。ここには、サントリーの飲料「DAKARA」、日清食品のカップめん「具多GooTa」、さらには「黒川温泉」やアニメ映画「千と千尋の神隠し」など、近年世間を賑わした13の大ヒット商品が登場する。それらが生まれた現場をつぶさにリポートし、誰の隣にもいるであろう社員たちが成し遂げた“革新”の本質と、それを支えた企業風土を分かりやすく解読していく書である。新商品を世に送り出すうえで、コンセプト作りに徹底的にこだわる企業がある。その1つがサントリーだ。小便小僧のCMで知られる「DAKARA」は、大塚製薬の「ポカリスエット」や日本コカ・コーラの「アクエリアス」がほぼ独占していたスポーツ飲料市場の牙城を切り崩した。開発チームは2年かけて構築したコンセプトが不十分であったと自ら認め、発売を延期してまで「真のコンセプト」を求める決断を下し、さらに2年の歳月を費やした。著者らは日本のビジネスマンの知恵と、日本企業に宿る伝統の「型」が融合したところに「知識創造」の源泉があると指摘。多くの企業人が倣うべき理念やモデルを抽出し米国発のマネジメント手法ばかりに頼るなと訴える。 (日経ビジネス 2004/08/09 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.) -- 日経BP企画 内容紹介 勝見「なぜ、経営学という学問を続けているのでしょうか」 野中「……それはやっぱり、日本の経済、企業、そこで働く人たちにもっと元気になってほしいからです」 これは「まえがき」で明かした私たち著者二人のモチーフです。私たちは、独創的な新しい製品やサービスに結実したイノベーションの「現場」を2年間で13ヶ所歩きました。そのフィールドワークは、リクルートのワークス研究所が発行する人事専門誌「Works」で現在も連載されています。 組織の「壁」、常識の「壁」を乗り越えて、イノベーションをもたらしたのは、熱い思いをもったミドルたちでした。けっしてMBA的分析に長けた「傍観者」ではなかったのです。これは、野中の知識創造理論の要のひとつである「ミドルアップダウン」そのものです。つまり、現場を熟知するミドル層が上司を説得し、部下を叱咤して組織を動かす日本独特の組織原理が「イノベーション」を生み出しているのです。 「まとめ」でも触れましたが、日産も松下も、ゴーンさんと中村社長がクローズアップされますが、両社を復活・再生したのは、トップと第一線社員との結節点に立つミドルマネジャーがトップのビジョンを翻訳し、伝道師となって布教して回り、トップの暗黙知とフロントの暗黙知を統合していったからです。 1・難解といわれる野中理論が非常に整理されて理解できる 2・日本企業独自の道を考えさせる 3・なにかとつらい立場のミドルを元気づける 読んで力が湧いてくるビジネス書・経営書です。 内容(「MARC」データベースより) アコードワゴン、黒川温泉、遠心力乾いちゃう洗濯機、千と千尋の神隠し…。イノベーションと呼ぶべき13の製品の生まれた背景を訪ね歩き、人を中心とした物語を綴り、ヒット商品を生み出す創造活動を分析する試み。

イノベーションの本質の詳細

本のタイトル : イノベーションの本質
作者 : 野中 郁次郎
ISBN-10 : 4822244067
発売日 : 2004/5/13
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 22.36 (現在のサーバー速度は22.61 Mbpsです
以下は、イノベーションの本質に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
先ずは、お客様の期待を裏切ることを(現場でお客様の声を聴く、お客様の立場になり、そこに、自分たちの理念・理想・思いを付加し、お客様の想像を超え、驚き・感動すら覚えるようなものを目指す)。お客様は何を望んでいるか、もっと喜んでもらう為には、どうすればいいのかという視点を持ち、プロとしての誇りを胸に、幾多の困難に立ち向かう。挑戦することを止めてしまったら、成長は無い。現状に満足せず、さらなる高みをリードするのが、ミドルの役目(脱・傍観者)。従業員満足度向上→顧客満足度向上に繋がる(社員は、会社を映す鏡であり、一人一人が、広告でもある)。人が基本(ピグマリオン効果)。

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